エアコンのサイズは、部屋の広さや天井高、窓の面積、部屋の向きなどによって最適に使用できるものが異なります。そのため、エアコンのサイズは慎重に選ぶ必要があります。
 
そこで今回は、エアコンのサイズ選びの基準をご紹介します。
 
エアコンの適正能力は、部屋の広さによって異なりますので、まずは部屋の広さに合わせてエアコンを選びましょう。
 
一般的な目安としては、部屋の広さに対して以下のような基準があります。
 
・10平方メートル:1.0kW〜1.5kW
・15平方メートル:1.5kW〜2.2kW
・20平方メートル:2.2kW〜2.5kW
・25平方メートル:2.5kW〜3.2kW
・30平方メートル:3.2kW〜4.0kW
 
などで、部屋の広さを参考に、天井の高さや窓の面積なども参考に選んでいきます。
 
天井が高い部屋では、上部の空気が下部に沈み、暖気が上に逃げるため、能力が大きいエアコンが必要になります。窓の面積が広い場合も、日差しが強く入り込むため、冷房能力を大きくする必要があります。
 
この他にも、エアコンを設置する部屋の向きによっても選ぶと安心です。
 
南向きの部屋は、日差しが強く入り込むため、冷房能力を大きくする必要があります。北向きの部屋は、日差しが弱いため、適正能力を下げることができます。
 
以上のような基準を参考にしながら、エアコンを選ぶようにしましょう。